| 伴天連 (バテレン) 喫茶店! 東広島 西条にある、恐怖とエロスの喫茶店(続き) |
入り口ドアに続く、黒塗りの通路。
ここにもちょっとした「仕掛け」がありますが全部ここで書いちゃうと、これから行く人の楽しみを奪ってしまうので
店内外での「仕掛け」についてはあえて書きませんね。
通路を進んでいくと、いよいよ店内へのドアが。
重い扉を開くと、中は真っ暗。足元を探りながらじゃないと、進めない感じ。

わずかな明かりが。よく見てみると、金色の仏像らしきものが...
奥から、「いらっしゃいませ」の声。
「こちらにどうぞ」 と声だけが聞こえるものの、どこに居るのかわからない(笑)
恐る恐る進んでいくと、やっとカウンターが見えてきた。
「好きなとこにどうぞ」
中はそれほど広くなく、カウンターと、テーブル席が3箇所のみ。
広さでいうと、全部で15畳~18畳くらいかな。
テーブル席は広め。とりあえずそこに座ってみた。
振り向くと、小動物の剥製らしきものがこっちを見ている・・・。

テーブルの上には、「遺言状」と書かれたノートが3冊置いてあって、
中を覗いてみると、このお店に訪れたお客さんたちがお店の感想だったり、記念のメッセージだったりいわゆる落書き帳のような感じで、
お客さんが思い思いに好きな事を書き綴っていました。
上を見上げると、ブツブツと穴が開いた
人の顔のようなものが、沢山ぶら下げてある。
髪の毛が付いた頭もあって、人毛のヤツは年々伸びているらしい(*ω*;
「何しましょうか?」
奥から、おじいちゃんがオーダーを取ってきた。
お店の怖い雰囲気に反して、おじいちゃんは、すごくフレンドリー。
メニューを見てみると、すべて500円。500円均一にしているのは、「会計がラクだから」だそう。
たしかに(笑)
「コーヒー2つ、お願いします」
オーダーした後、すぐに裏でコポコポコポ...と、コップにコーヒーを注ぐ音。
もう出来とんかい(笑)!
ま、まぁ、豆から抽出しますって感じの店じゃないけどね(笑)
出てきたら、案の定・・・煮詰まり気味(笑)

「アメちゃん、あげようね」
フレンドリーなおじいちゃんは、コーヒーを出してすぐに、北海道ミルク飴をサービスしてくれた(笑)
しかし、おじいちゃんの笑顔が、可愛い(^^)
私がパチパチと店内の写真を撮っていると、「お2人で一緒に撮ってあげよう」 と一緒に行った妹とツーショット写真を撮ってくれた。
サービスいいなぁ。
「ありがとうございます」 と、いいかけた時、
「 こっちのアングルもいいから、おいで 」とイチオシのシャッターポイントらしき カウンターに誘導され
そこでも1枚、パチリ。
なんてフレンドリー。しかもサービス、良すぎる(笑) さらに、
「テーブル席より、カウンターのほうが面白いよ」
と、店主のおじいちゃんに声を掛けられたのでカウンター席に素直に移動。
カウンター周りは特に、いろんなモノが沢山ある。
気味の悪い置物や剥製はもちろん、ちょっとヒワイなものも、意外と多い。

どうやら、このお店のテーマはエロスと恐怖 らしい。
「エロス」に関しては、意外にも おじいちゃんが手作りしているモノも多いらしい。
おじいちゃん・・・元気だなぁ。。
そうこうしていると、入り口のほうから団体の女の子がやってきた。
「ヤダー!!怖くて進めない!」
「キャーーーーーーッ」
「へんな音がするーーー」
ギャルたちの悲鳴が響き渡る・・・。
どうやら、広大(広島大学)の学生さんたちみたい。そうそう。ここから広大って近いんですよね。

「 そういえば、ナントカっていう人がこないだ、取材に来たよ。なんだっけ、あのヒョロッとした・・・・」
そういって、おじいちゃんがアンガールズ のサインを見せてくれた(笑)
相変わらず、取材が多いみたい。
そして、何故かじぃぃぃ~~~っと私を見つめるおじいちゃん。そして、唐突に
「あんた、このお店のママ やってみないかい」
と言ってきた。ん?バイトしないかって意味?(笑)
「 なんか、来てくれたのは運命な気がするよ」
も、もしかして口説かれている?(笑)
よくよく話を聞いてみると、ここの名物だったおばちゃん(おじいちゃんの奥さん)が、去年 亡くなったそうで今は、おじいちゃんが1人できりもりしてるんだとか。
だから、将来的にこのお店を継いでくれる人を、真剣に探しているのだそう。
「うちの籍に入ってくれたら、お店を譲れるしね」
と、おじいちゃん。・・・ん、待って、それって・・・求婚っっっ?(笑) (久しぶりだわっ)
求婚 なワケありませんね(笑)、いわゆる、養女 にならんか?的なことなのでしょう。
「ちょっと真剣に考えてみて。本気の人にしかわしゃ電話番号の入った名刺を、渡さんのんじゃけぇ」
と言いながら、おじいちゃんの電話番号が書かれた名刺を手渡された私・・・(笑)
お店を任せてもいい、なんて思ってもらえたのは光栄なこと。素直に嬉しかったけど
籍には入れない。。(笑) おじいちゃん、ゴメンよ。

お店の景色に同化しちゃってますが、この人が店主の藤田さん。
77歳とは思えない、お肌ツヤツヤの、なかなかのイケメンでした。
ちなみに、「伴天連って、お店の名前にはどんな意味があるの?」
と聞いてみたら、ポルトガル語で「神父」とか「男」 という意味なんだそう。
おじいちゃんが独身の頃、1人でお店をやろうとスタートした時に、神社へ行き相談して、そこで付けて貰った名前なんだそうです。
レコードで流れるBGMには、恐怖感を増すような効果音もあって、女の子たちの悲鳴が、定期的に響き渡る(笑)
写真ではよく見えないけど、ホントにどこで集めてきたんだ・・というような不思議なものがたっくさん、あります。
「気味が悪い」を徹底してる感じ。初めて訪れた人にはかなり、衝撃的なようですよ(^^ゞ
【 調査結果 】
雰囲気 ★★★★☆ ( 4 )
接客 ★★★★★ ( 5 )
味 ★★☆☆☆ ( 2 )
価格 ★★★☆☆ ( 3 )
雰囲気を楽しむ、という感じのお店なので喫茶の味に期待せずに行く分には、十分楽しめると思います。
ただ、このお店の良さは店主との絡みがあったほうが断然、面白い。
前にいた看板娘(おばちゃん)も口は悪かったけど、会話することで皆おばちゃんのファンになり
おばちゃんに会いに再び訪れる、といった客がとても多かったです。
今は、おじいちゃんが1人できりもりしているのでお客様が多い時は、なかなか話せないかもしれないけど
出来るだけ行く時には 「カウンター席」 をお勧めします(^^)
伴天連 を満喫したいなら絶対カウンター。
所狭しと飾ってある、不気味な人形や剥製など、おじいちゃんの話を聞きながら眺めるのと、そうでないのでは
大違い。どんどん話しかけてみて(^^ゞ
おばちゃんがいた頃は店内撮影禁止(有料)だったけど、最近はオープンでした^^
◆◆ 伴天連 バテレン ◆◆
住所 広島県東広島市下三永
( 西条グランドホテル上の道を上がって150mくらい )
電話 0824-26-0019
営業 10時~18時 来客が少ない時は、17時で終ることも。